ってことは、東日本大震災被災地の復興がどのように進んでいるか、気にかけることも国民として当然。
除染費用の報道があって即うpしようと思っていたのに今頃になった。
東京電力福島第1原発事故に伴い、福島県内で実施する除染費用の総額が最大で5兆1300億円に上るとの試算結果を、産業技術総合研究所の研究グループが23日、発表した。これまで政府は1兆円を超える除染関連費用を計上しているが、将来の見通しは示していない。
研究グループは「エリアや工程ごとの費用や総額がどの程度かを推計することで、除染の在り方に関する議論の材料にしてほしい」としている。
試算結果によると、国直轄で除染する「除染特別地域」の費用が1兆8300億~2兆300億円。市町村が除染を進める「除染実施区域」で7千億~3兆1千億円だった。
除染関連費用がとてつもないことは確か。
この報道がされる前に、FACTA4月号で次の記事。(全文は定期購読者になってオンライン会員になれば読めるよ)
「原始的な「拭き取り」「ブラシ洗浄」なんかでゼネコンを儲けさせてませんか?メイドインジャパンの先進除染技術がありまっせ。」という内容。
画像を貼っている志賀塗装さんは、FACTAの記事によるとコスト高を理由に、ゼネコンから除染契約を途中で打ち切られたそうだが、こんなのは利用が広がればコストも下がるんじゃないの?
志賀塗装さんのHPトップに書かれている、独立行政法人日本原子力研究開発機構の平成23年度除染技術実証試験事業に選ばれた25社の技術は次のリンクをポチっと。
除染技術実証試験事業の結果報告 - 日本原子力研究開発機構
リンク先の「技術は国内より海外で注目されていている。素晴らしい技術を外資に持っていかれていいの?」とFACTAは締めくくっている。
被災地は困っているんだから、効率よくことが運んで、さらにコスト削減に役立つ技術はシャキシャキ使おうよ。
放射能は取り除ける 本当に役立つ除染の科学 (幻冬舎新書)
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