Recent Posts

2012年9月26日水曜日

【企業】2005年の反日デモで見切っておくべきだった

今回の中共での反日暴動で、中共進出企業が生産の見直しに入るようだが、2005年に起こった、小泉純一郎(当時首相)氏の靖国参拝を起因とする反日暴動が起こった際に見切っておくべきだった。


2005年の反日暴動は以下を読んでチャン。


当時も日中関係の悪化を懸念して、財界人は小泉氏に苦言を呈していたようだ。


財界人が北京に行くと、「投資や貿易をめぐって政冷経熱を是正しよう」と凄まれる。そういうときに日本側は「商売は商売で一生懸命やる。商売と政治は関係ない。まして宗教は関係ない。経は経、政は政で、そこがおたくの国とは全然違う」とはっきりいわなければならないのだ。中国の都合に合わせて、自分の工場だけ意地悪されないようにと動くのなら、そんな財界人は社会にいらない。そんなことで儲けてほしくない。国民はもうすぐ「そこまでするなら、日本は貧乏してもいい」となると思う。「中国投資は全部没収されてもよい。日本はまた働いて回復する。中国は回復不能の打撃を受ける」とね。外務省は中国にそう警告すべきだ。

そんで、今回の暴動でリスク回避。


ところがその2005年の暴動を見て、チャイナリスクを懸念し、ベトナムに工場を建設した会社があった。


ベトナムでミシンのパーツなどを製造している日系企業は、かつては、中国での生産も検討したが、いわゆる「チャイナリスク」を避けるため、ベトナムを生産拠点に位置づけた。
ミシンのボビンケースを製造する「東和製作所」は、9年前から上海に店舗を展開するなど、中国ビジネスを広げる中で、工場を中国へ移転させることを考えていた。
しかし、2005年の反日デモ激化で、中国での業務に支障を来し、結局、ベトナムで製造することを選んだという。
現地の工場長は、「(ベトナムには)反日感情はない」と話した。
日本にいる東和製作所の渡邊 豊社長も、「今、このタイミングでは、ベトナムに生産集中してよかったと思う」と語った。
尖閣を契機に、経済面での日中関係がどうなるのか、注目が集まる。


そういことで、中共に進出している企業はさっさと引き上げたほうがよかばい。




ベトナム報道 (講談社文芸文庫)
ベトナム報道 (講談社文芸文庫)
-->

関連記事:


Related Posts Plugin for WordPress, Blogger...

2 件のコメント:

  1. 東和製作所はとても当たり前の判断をしただけなのに、
    ああ、先見の明!と思ってしまうのは一体なぜでしょう…

    返信削除
  2. ホント、
    そう思いますもんね。

    返信削除