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2008年5月31日土曜日

コスト転嫁が本格化

日通、燃料代上昇で付加運賃導入へ ヤマトも追随(NIKKEI NET)

 日本通運は30日、陸上輸送の運賃に燃料価格の上昇分を上乗せする燃料サーチャージの導入を決め、運賃額を国土交通省に届け出たことを明らかにした。陸運大手では初の届け出。通常運賃(届出運賃、距離100キロメートル)を払う企業は3%程度の負担増になる。サーチャージはヤマト運輸も導入する方針。石油製品の調達価格上昇を顧客に転嫁する動きが陸運でも本格化してきた。

オイルショックで親とともにトイレットペーパーを買いだめに行った経験者としては、最近の原油高騰に対しての国民の動きは冷静なのか、それとも物が余り過ぎているのだろうかと考える。

いよいよ運輸大手がコスト転嫁を本格的に始めるようだ。コスト転嫁に対しては当然だと思う。なぜなら転嫁しきれずに利益が圧縮すれば、最初に抑えるのは人件費であるわけで、所得が抑えられると消費意欲が落ちるわけだ。そして経済が停滞するという悪循環に陥る可能性が考えられる。

他国に比べるとわが国はまだインフレまでにはいかないが、これからますます物価は上昇せざるを得ない。

原油をはじめとする資源に投機している輩は、自分達で自分達の首を絞めていることに早く気づくべきじゃなかろうか?

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