「今日、釈放されます」。臨時国会召集を1週間後に控えた9月24日午前、仙谷由人官房長官から在日中国大使館の孔鉉佑公使に電話で連絡が入った。沖縄県・尖閣諸島沖で海上保安庁の巡視船に衝突した中国漁船の船長釈放を那覇地検が発表したのは同日午後2時半。釈放決定は首相官邸中枢から中国側に事前通報されていた。尖閣領海侵犯事件で、船長釈放を検察が外交判断して釈放するわけがないと、初めから嘘くさく疑問に思っていた人が多数。
これがバカみたいな政治主導で行われた結果と暴露記事。でも、毎日は早くに情報収集していたはず。臨時国会が終わるまで流さなかったのは民主党への気遣いか?これを余計な気遣いという。
このころ、菅首相は11月に横浜市で開くアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議をいかに成功させるかを強く意識していた。日中外交関係者は「中国側から仙谷氏には『APECに胡錦濤国家主席が来ても、このままでは菅首相との首脳会談はできない』と伝えていた。これが殺し文句だったと聞いた」と振り返る。外務省のチャイナスクールとやらも噛んでいるのかね。「胡錦濤との会談は出来ない」といわれりゃ、「じゃ出来なくて構わん」と言えば済んだことだろ。田中角栄が日中国交再開してから、中共に対する「媚」の外交の締めくくりを民主党がやっているようなものだ。
結果として、このタイミングでの釈放判断が「中国の圧力に屈した弱腰外交」との批判を浴び、首相や仙谷氏が「検察の判断」として責任を回避するような発言を繰り返したことが政権批判に拍車をかけた。責任転嫁して国民を欺いていたわけで、これは内閣総辞職ものなんだが、今日もTVは朝から晩までAV蔵報道なんだろうな。
最後に髭の隊長のつぶやきをば。
徹底解明!ここまで違う日本と中国―中華思想の誤解が日本を亡ぼす
0 件のコメント:
コメントを投稿