☆★☆★2013年04月24日付
作者本人が「ゆるきゃら」だった赤塚不二夫さんの漫画「天才バカボン」に挿入されたアニメソングは「これでいいのだ!」のリフレイン(繰り返し)ですっかり耳になじんでいるが、この「諦観」というか「達観」が今後の日本に必要な気がする▼ここでなぜ天才バカボンなのかというと、昨日の新聞に載った「韓国外相、訪日を中止」という記事が目に止まった瞬間、「それがどうした?」という疑問が浮かんだからである。むろんそれは麻生副総理ら閣僚の靖国参拝に対する韓国側の対応なのだが、そこですう~っと出てきた対句が「これでいいのだ!」だった▼今月末に予定されていた日韓両国外相の会談が韓国側の都合で中止になった。その都合というのが、すぐれて日本の国内問題である靖国神社参拝を閣僚たちが強行し、安倍首相までが真榊を捧げたのがけしからんというのだから、これは内政干渉という以前に「お門違い」というものだろう。こんなことで悪化する信頼関係など無意味であり、日本政府は毅然として所信を守ることである▼超党派の日中友好議員連盟が5月に予定していた中国訪問も中止となったのは相手が忌避したからで、これだって日本国民からすれば「これでいいのだ!」で済まされる種類のものであり、鷹揚に構えておれば時は過ぎて世はこともなしとなる▼靖国問題をいつまでも外交カードにさせておくべきではない。これは民族としての慰霊習俗行事であり、ここで決着をつけるためにも安倍首相は今度こそ参拝すべきである。
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岩手新報・河北新報などの記者を退職後の昭和33年12月、鈴木正雄(平成21年4月5日死去、享年94歳)が創刊。
大船渡市は岩手県沿岸でもほぼ最東端に位置することから題号に「東海」の二字を冠した。外部資本の導入は御用新聞に堕するおそれがあると、すべて独力での経営だった上、 2年後にはチリ地震津波で被災するなど台所は常に火の車を強いられたが、不撓不屈の精神でこれを乗り越え、徐々に読者を増やしていった。昭和54年には念願だったオフセット輪転機を導入、 さらに2年後の56年には組版をすべて電算写植にするなど技術革新にもいち早く取り組み、平成10年には新聞製作をすべてデジタル化、なお、先進技術の活用と取り組んでいる。
エリアは、旧気仙郡の2市1町(大船渡市、陸前高田市、住田町)で、 平成23年3月11日の東日本大震災では2市が被災、読者、広告主とも激減する苦境に立たされたが1日も早い復興を目指し報道機関としての業務を全うする覚悟を新たにしている。
難を言えば、新聞製作をすべてデジタル化して先進技術の活用と取り組んでいるのなら、HPを個人のHPのようなつくりから進歩させた方がいいね。
オフィシャルガイドブック 新・ようこそ靖國神社へ
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