親友は同い年で、大学時代のツーリング仲間。互いの部屋を行き来しては、夜遅くまでバイク談議に花を咲かせた。就職活動が近づき、白バイ隊員になりたいと話すと、「正義感強いけん、むいとるよ」と励ましてくれた。
だが、福岡県警の採用試験に合格できず、民間企業に就職した。働きながら、さらに2度の挑戦にも失敗。白バイ乗りの夢を諦めかけていたとき、友の事故死の知らせが届いた。
葬儀は今も忘れられない。ひつぎの前で泣き崩れる家族や恋人。理不尽な死を誰もが受け入れられなかった。「こんな思いは誰にもしてほしくない。絶対に白バイ隊員になって、飲酒運転がなくなるまで取り締まってやる」。冷たくなった友に誓った。翌年脱サラし、試験勉強に専念。仕切り直しとなった06年春の採用試験に合格し、24歳で警察官になった。
この経験をぜひとも同業他公務員に話してやってくれんね。
同市は今年、飲酒運転や放火の疑いで11月29日~今月2日にかけて3人が逮捕されるなど職員の不祥事が相次いだ。1年間に逮捕された職員は6人。
高島市長は「お酒の飲み方には注意してほしい。不祥事をゼロにして、来年の年末は注意喚起をしなくていいように、自覚を持って過ごしてほしい」と述べた。
「白バイ走らせるよりも福岡市役所の出入り口で、挙動不審者を見分けた方が早くないか?」と言いたくなるほど福岡市民として情けない。
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