Recent Posts

2008年9月1日月曜日

何があった?

首相、辞任を表明(NIKKEI NET)

 福田康夫首相は1日夜の緊急記者会見で「臨時国会では一刻の猶予もない重要案件を審議する。先の国会では民主党が審議拒否や引き延ばしをした。今度開かれる国会でこのようなことは起こってはならない。体制を整えるのが第一で、新しい布陣の元に政策の実現を図らなければならないので辞任を決意した」と述べ、退陣する考えを表明した。 (21:36)

誰が総理になろうと、ねじれが解消されるわけじゃないんだから、重要案件を通すために辞任ってのは当然建前だろうと思う。

どちらにしても、解散総選挙が近づいたってことかな。


福田首相が辞意、記者会見での発言(asahi.com)

 1日夜の福田首相の記者会見での主なやりとりは、次の通り。

昨年、私は安倍前総理からバトンを引き継ぎました。9月26日に総理に就任以来、1年近くたったわけでございます。その間、参院選で与党が過半数割れをするという状況の中で、困難を承知でお引き受けをしたということであります。

正直申しまして、最初から、政治資金の問題、年金記録問題、C型肝炎問題、防衛省の不祥事など、次から次へと昔年の問題が顕在化してきた、遭遇をいたしました。その処理に忙殺されました。

将来を見据えながら、目立たなかったかもしれないが、これまで誰も手をつけなかったような国民目線での改革に着手いたしました。例えば、道路特定財源の一般財源化、消費者庁設置の取りまとめ、国民会議を通じて社会保障制度の抜本見直しをするといったようなことです。最終決着はしていませんけれども、方向性は打ち出せたと思っています。

さらに今年に入って経済問題が大きな課題となった。ガソリンや食糧の高騰に国民や中小零細農家が苦しむ中、強力な布陣のもとで総合的な対策をとりまとめることができた。臨時国会では、(その)対策のための補正予算、消費者庁とりまとめなどの重要案件を審査する。

国民生活のことを考えるのであれば、政治の空白をつくり、政策の実行を止めることは許されない。新しい布陣のもとに政策の実現を図らなければならないと判断し、辞任することを決意した。国会の実質審議を前にしたタイミングで、国民にも迷惑がかからないと判断した。今度の自民党総裁の下、政策実現に向け、まい進することを期待している。

大きな前進のための基礎を築くことができたと自負している。皆さまにもお世話になったと心からから感謝いたします。

関連記事:


Related Posts Plugin for WordPress, Blogger...

0 件のコメント:

コメントを投稿