Recent Posts

2008年9月23日火曜日

出番には早い

三菱UFJ、モルガンに出資 金融の世界再編、日本勢参入(NIKKEI NET)

 世界的な金融再編劇に日本の金融機関も相次ぎ加わる。三菱UFJフィナンシャル・グループは22日、米証券大手モルガン・スタンレーの第三者割当増資に応じ、最大20%出資して筆頭株主になると発表した。出資額は9000億円規模と、海外金融機関を対象にしたM&A(合併・買収)では過去最大となる見通し。野村ホールディングスも同日、経営破綻した米リーマン・ブラザーズのアジア部門の買収で基本合意した。

日本の企業が外国の企業に出資し世界的企業へと発展する事には吝かではない。また、今回の場合は我が国がバブルで湧いていた当時のロックフェラービル買収(三菱地所じゃなかった?)とはわけが違うと思う。

でもね、出番が早かったというか、19日に打診があって22日に9000億円もの出資を決断って何かあったんじゃないの?って勘ぐるよね。それにモルガン・スタンレーはついこの間支那から5500億円支援してもらってるんやけんね。

また、22日のダメリカ市場のダウ工業株30種平均は前週末比372.75ドル安の11015.69ドル。3日しか戻しきれなかった。これは利益確定もあったんだろうが、先行きに不安がある証拠でしょ。

野村のリーマン・ブラザーズのアジア部門買収の方が硬いですね。

野村ホールディングス、リーマン・ブラザーズのアジア・パシフィック地域部門の継承を発表(野村ホールディングス株式会社)

本案件については、雇用に加え、その事業インフラも引き継ぐ。リーマンは、投資銀行業務の分野で強固なビジネス基盤を持ち、M&A、取引執行サービス、さらに、デリバティブ、電子取引、プライム・ブローカレッジ等の業務を展開している。本案件により、同地域における同社とリーマンの顧客基盤が融合し、ホールセール・ビジネスの強化に繋がる。また、アジア発の世界に向けた戦略の実現をさらに推し進めることになる。

なお、同社は、対象となる部門の社員の雇用を引き継ぐが、トレーディング等に関連する資産と負債は継承の対象外としている。

まぁ、どちらにしても先日も書いたようにダメリカは我が国に尻拭いをさせることは確かですよ。円がダメリカの汚いケツ拭きのトイレットペーパーに変わる。




関連記事:


Related Posts Plugin for WordPress, Blogger...

0 件のコメント:

コメントを投稿