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2008年1月23日水曜日

わかちあうこと

チョコレートが唯一のぜいたく…87歳女性に「甘い反響」(excite.ニュース)

拝金主義者が増えてきて”足るを知る”って言葉が陳腐化してきている今日この頃。そのあたりを憂慮してか、日本青年会議所が”OMOIYARI”という言葉を世界に発信しているようです。

思いやりの一つにわかちあうことがあると思います。この老婆は社会保障費の約7万円で生活していますが、唯一の贅沢のチョコレートが多数贈られてきたもんだから、人にわけているそうです。この老婆の言葉「分かち合うことができなければ、楽しむことはできません」というのはいい言葉ですね。

[米メイン州ジョーンズポート 21日 AP] エリザベル・エマーソンさんは、87年の生涯でぜいたくといえるのはたまに食べるチョコレートバーだけだったと新聞紙上で告白した。この記事は大きな反響を呼び、チョコレートバーを同封した手紙が全国から届けられた。

石油価格高騰に関連して、低所得高齢者がどのようにアメリカ北東部の厳しい冬に耐えているかを報じた『ニューヨーク・タイムズ』の記事で、エマーソンさんの人生が紹介された。半世紀前に結婚した彼女は、以前、近くの養護施設で働いていたが、現在は月683ドル (およそ7万3000円) の社会保障手当で苦しい生活をしている。
記事は、「私の最大の悪徳はハーシーのチョコレートバーです」との発言で結ばれていた。

彼女は12月中旬、ハーシー社からチョコレートの詰め合わせの箱を受け取った。そこには手紙も添えられていた。
「信じられませんでした。 私は笑いました。 大騒ぎです」と、エマーソンさんは『バンゴール・デイリー・ニュース』に語った。

今週末、エマーソンさんは自宅の台所で集まったチョコレートバーを見せてくれた。
「これで全部ではありません。私はどんどんチョコレートの箱を人にあげています。分かち合うことができなければ、楽しむことはできません」と、彼女は語る。
さらに、「私はとてもたくさんのチョコレートを食べることができるのです」とも、彼女は言った。

「今持っているものに満足しない者は、持ちたいと思っているものを手に入れたとしても、同様に満足しないであろう。」 (アウエルバッハ)

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