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2008年3月7日金曜日

民主党は見放されます

日銀総裁人事 政争で空白は許されない(山陽新聞)

 今月十九日に任期切れを迎える福井俊彦日銀総裁らの後任人事で、政府は衆参両院の議院運営委員長に、総裁と副総裁計三人の人事案を七日に提示する方針を伝えた。暗礁に乗り上げていた総裁人事がやっと動きだした。

 日銀の正副総裁を決めるには国会の同意が必要となる。参院で野党が多数を占めている「ねじれ国会」では、民主党などの賛成がなければ人事は成立しない。このため日銀総裁など五つのポストの国会同意手続きについて二月下旬に新ルールが決まった。
 対案も明確に示さず反対ばかりしている民主党。昔の社会党議員が多くいるからかも知れないが、反対、反対では政権を任せる党とはいえないと国民から見放されるだろうな。だって社会党が政権を取ってもダメダメだったでしょ。これと同じ。くだらない党ならば解党したほうがいいんじゃない?早く衆議院選挙しないかな~。

 それと、サブプライム問題の影響もあるだろうが、これだけ株価が低迷しているのは政策に期待が持てないからだってよ。国民だけじゃなく外国からもそう思われています。

COLUMN-〔インサイト〕日本変革のカギ握る政策当局と企業リーダー=Mスタンレー フェルドマン氏(ロイター)

日銀総裁の選択方法も投資家の反感を買った。原稿執筆時点では、武藤敏郎元財務事務次官(現日銀副総裁)、日銀から1人、民主党が選ぶ1人がそれぞれ総裁と二人の副総裁になる確率が高い。すなわち永田町と霞が関のインサイダーたちで自分の都合によって決めて、どのような人が日本にとって適材適所かを考えない選択である。

 武藤さんは大蔵省時代、強力な役人であったが、マクロ経済の知識も疑問視され、金融業界で仕事をしたこともなく、投資家の間では金融政策の理解に関して評判は高くない。国際交渉とじん速なコミュニケーションのために不可欠な英語力に関してこと足りるのかと国会議員の中で指摘する声も出ている。なのに任命する福田首相、国会同意人事の命運を握る小沢一郎・民主党代表は旧来の選び方を優先しているようにみえる。日銀総裁の選択が「財務省、日銀」の交代に戻って、日銀は財務省の天下り先に過ぎないと投資家が当然思うのは仕方がない。

 まぁ、中央銀行の総裁が空白なんてかっこ悪いうえに、さらに市場が見放されるんで早急に決定して下さいまし。

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