日本郵政(JP)グループのゆうちょ銀行が2月に全国の郵便局向けに冊子を送った際、ライバルのヤマト運輸のメール便を使っていたことがわかり、グループ内でやり玉に挙がっている。ゆうちょ銀は郵便事業会社に打診したが条件が折り合わなかった。受け取った局員からは批判の声がわき上がり、西川善文JP社長は全郵便局長に「極めて遺憾」「動揺しないよう」などとする文書を配布した。ゆうちょ銀行がグループ会社の郵便会社に、あて名作成や配送の話を持ち込んだが、「繁雑な作業」と難色を示されたんで入札したらヤマト運輸が落札しましたって話だが、これってまったくもってごもっともな話じゃなかろうか?資本主義社会は自由競争であるわけで、少しでも安く経費を抑え利益を上げるのは当然。
郵便会社側は、入札があったことを知らなかったとするが、ある幹部は「受注できると思い込み、ゆうちょ銀との連絡が不十分だった」と認める。何を眠たい事を言っているのやら。民営化した意識がないってことを暴露しているようなもんじゃん。
で、西川善文JP社長は今回の両社の対応を厳しく批判しているそうだが、郵便会社側を批判するべきで、ゆうちょ銀行は褒めるべきだよ。それが、天気がいい日に傘を貸し、雨が降りだせば傘を取り上げる世界にいた人のすることでしょ。
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