【北京=尾崎実】中国・四川大地震で、武装警察部隊が13日夜、震源地のアバ・チベット族チャン族自治州ブン川(ぶんせん)県の中心部で救助活動を本格的に始め、住民約500人の死亡を確認した。国営の新華社が14日伝えた。12日の地震発生以降、震源地の被災状況が明らかになったのは初めて。県内では約6万人と連絡が途絶えており、救援部隊の活動が本格化するにつれ、被害者数は拡大するとみられる。
日頃中国の批判をしているからこの災害をスルーしていたわけじゃなく、このような自然災害は即状況がわかるわけじゃないんでエントリーを控えてました。まずは被災者の方がにお見舞い申し上げます。
震源近くでは2万3000人を超える住民が生き埋め、被災死者数は計1万2000人を超え、負傷者の数は3万人近くに及んでいるとのこと。我国も米国も早速支援を申し出ている。1976年の唐山地震では救援を受け入れなかったらしいが、今回は諸々の事情があり受け入れるだろう。っていうか人命がイデオロギーよりも大切である。
聖火リレー前に黙とう・四川大地震で五輪組織委(NIKKEI NET)
【北京13日共同】北京五輪組織委員会は13日、中国・四川大地震を受けて同五輪聖火リレーは14日の江西省瑞金市から全参加者が開始前に黙とうし、スタートやゴール地点などに義援金の募金箱を設け、イベントも簡略化すると発表した。
地震発生翌日の13日には福建省竜岩市で通常通り盛大なイベントを行って聖火リレーを実施。インターネット上に「メンツと人命とどちらが大切なのか」などと批判や中止を求める書き込みが数多く集まっていた。
組織委メディアセンターの李湛軍主任は「ルート自体の縮小は考えていない。開会式当日の8月8日までこの方針で実施する」と話した。四川省や重慶市など被災地域でのリレーについては「現段階では予定通り。復興の進み具合を見て判断する」と説明した。 (22:01)
いくらなんでも被災地周辺は中止にするべきじゃなかろうか。
ミャンマーでもサイクロンで大災害が起きているが、こちらは軍事政権が物資は受けても人は受け入れないなどと言っているようだ。政権維持のために人命無視する政権など長続きはしないだろう。
さて、中国情報満載の爺砲弾(時事放談)さんがチャイナ 震度ロームと題してエントリーされてます。こちらをどうぞ。
中国は四川大地震をどう報じたか? ――新華社独占報道の功罪(ダイヤモンド・オンライン)
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