政府は13日、北京での日本と北朝鮮の公式実務者協議で、北朝鮮側が日本人拉致問題に関し「解決済み」との従来の主張を翻し、安否が明らかになっていない被害者らの再調査を約束したと発表した。北朝鮮側は拉致事件に関与したとされる日航機「よど号」ハイジャック事件の関係者ら6人の引き渡しへの協力も表明。政府は「再調査」の手法などで北朝鮮と合意できれば、2006年10月に始めた北朝鮮への日本独自の経済制裁措置を一部解除する方針だ。
今まで拉致問題は解決済みと言っていたことを、再調査すると豹変したわけだが、このことだけで政府はチャーター便の乗り入れ規制解除、北朝鮮籍保有者の往来原則禁止解除、人道物資を運ぶ北朝鮮籍船舶の入港規制解除を発表したけど、進捗状況に合わせて一つずつでもいいわけで、いっきに軟化するのは早いと思いますがね。
福田訪朝のウルトラCに警戒…万景峰号追放に終止符 (東アジア黙示録)
13日の実務者会議前には制裁解除は合意されていたんじゃないかとの記事が出ています。誰かが糸を引いているんでしょうかね。
北制裁解除 事前合意の可能性 総連、初日に万景峰入港準備(Yahoo!ニュース)
北朝鮮に対する経済制裁の一部が解除され、条件付きで運航再開の見通しとなった北朝鮮の貨客船「万景峰92」の日本への入港にからみ、日朝協議初日の今月11日、在日本朝鮮人総連合会(朝鮮総連)の幹部が新潟市内の船舶代理業者を訪れ、新潟港への接岸・係留にかかる経費の見積もりを依頼していたことが分かった。結果公表前から、制裁解除の流れを察知していたことになり、事前に合意していた可能性も指摘されている。
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