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2009年12月2日水曜日

10兆円規模の追加金融緩和策、市場は期待薄じゃなかろうか

 昨夜、自宅のパソコンがクラッシュ。サイト巡回できなくて仕方なく日経CNBCをみてた。日銀の10兆円規模追加金融緩和策の報道ももちろんされていたが、日経CNBCを見ている限りでは、どうも海外では反応が薄いように感じた。


 緩和策の発表で、昨日の株価は少しばかり戻ったようだが、やっぱり以下のような記事が出ていたんだね。


 このところ海外投資家を訪問した市場関係者が帰国して口にするのは同じ言葉だ。「日本株への関心が急速に低下している」──人口減少、財政赤字といった構造的問題に加え、デフレや円高に無策だと受け止められているためだという。「日本株を嫌うというよりも無視するような海外勢の関心のなさ」(外資系証券セールストレーディング部長)を指摘する声は多い。

 要するに「藤井ショック」に「鳩山不況」ですね、ありがとうございました。んで、亀ちゃんが「政府がしっかりとした対策を講じないとすれば、歴史に対する政治の犯罪だ」などと言ってますが、民主党が政権を取った時点でわかっていたことでしょ。


 それには亀ちゃんも加担しているんですよ。


 過日、銀行マンとモラトリアム法について話したが、彼らは苦い顔をしてましたよ。詳しくは書かないけどねw

 現在、お金が循環していない中(と、感じているオイラ)、日銀がお金を供給しても末端はすぐに使おうとするだろうか?ましてや、モラトリアム法で銀行は貸出先の審査を今まで以上に厳しくせざるを得ないんだよね。

 一度冷やしてしまったものを、温かくするには時間がかかりますばい。どこの誰が市場を冷やしたなんて野暮なことは言いませんがねw

12月2日15:51追記>本日も気持ちだけ日経平均株価は戻しているね。それにしてもこのチャートを見ると笑うしかない。





日銀を知れば経済がわかる (平凡社新書 464)

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