で、民主党が野党時代に何を言っていたか以下。
4党の党首は会談後に共同記者会見を開き、まず民主党の鳩山由紀夫代表が会談内容を報告。鳩山代表は、鈴木議員の証人喚問を予算審議を進めるにあたっての絶対条件として要求することで一致したと明らかにし、「喚問によって政官癒着の疑惑がさらに深まれば、予算をそのまま通すわけにはいかない。したがって、喚問は予算採決の要件ではなく、審議の要件だ」と強調した。
自由党の小沢党首は「鈴木議員をめぐる疑惑は予算執行に関する与党議員と行政府の癒着の問題」とし、共産党の志位委員長も「政官が共犯で予算執行を歪めていた問題だ」と指摘して、証人喚問による疑惑解明抜きに予算審議は進められないと強く主張。
さらに、菅幹事長は、鈴木議員の収賄事件を個人の不正問題に終らせてはならないと述べた。その理由について、「口利きによって、毎年の巨額予算、財政投融資が国民や日本のために使われるべきところに使われず、族議員の懐を肥やしやすいところに使われてきた」とし、その結果が今日の経済低迷や不安な社会を招いたと説明。
こうした政治家とカネにまつわる構造的問題の一掃が日本の政治・経済の構造改革に不可欠だと指摘し、「ムネムネ会を中心として、2人(松岡、松下両議員)を皮切りに片っ端からやっていく」と政治とカネの疑惑解明に徹底的に取り組むとの姿勢を示した。
また、特捜部が鈴木議員に対し、3月に行われた衆議院予算委員会の証人喚問における議員証言法違反(偽証)容疑でも立件する方針であることについては、「私ども民主党がたびたび指摘してきた鈴木宗男議員の偽証がまさに裏付けられたことになる。こうした事態にあっては、予算委員会を早急に行うことが必要」として、閉会中審査を求めていく考えを示した。野党時代にトロとイカ揃い踏みで批判しておきながら、政権を取れば野党の批判も無視して澄ました顔で外務委員長に就任させる出鱈目さ。
またこの件は引用先にもあるように、民主党としては「政治とカネ」として捉えて証人喚問も要求していたわけだ。鳩山や小沢が自由民主党に在籍していれば、とうの昔に証人喚問が実行されていたであろう。
権力を握り野党からの要求をスルーしている出鱈目な姿勢を国民は見ている。
民主党の闇 理念なき批判政党、その疑惑と金と政策の研究
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