福岡県警早良署は13日、福岡市早良区高取に組事務所を置く指定暴力団山口組系の3次団体が事務所の看板と解散届を提出したと発表した。二次団体はどこなんだろ?
同署幹部は「暴力団が看板を持参して解散届を出すのは聞いたことがない」と驚いている。暴走族じゃあるまいし、珍しいことなんだろうね。
発表によると、会長以下4人の組織で、組員1人が13日、事務所に掲げていた木製の看板(縦約0・35メートル、横約1・35メートル)を同署に持参し、解散の意向を示した。組員は「活動資金を得ることが難しく、立ちゆかなくなった」と話したという。小さな組だが、解散のきっかけを西日本新聞が書いている。
この団体は数十年前から、住宅街の一角に一戸建ての事務所を構えていたが、最近は活動実態がなく、住民による退去運動もなかった。
捜査関係者によると、この組の幹部は10日、宗教法人から利益供与を受けたとして県暴力団排除条例に基づいて中止勧告を受けていた。解散届を提出した組員は「暴排条例の影響で活動が厳しくなった」と解散理由を説明したという。この利益供与は次の記事からするとキツイな。
これって普通に商取引なんだろうに、ヤクザってことでこうなった。ってことは、組解散で真っ当な堅気の仕事になるじゃん。まさか警察も堅気になっての上乗せまでいちゃもん付けんでしょ。県警によると、宗教法人は、組幹部の男が実質経営する管理会社に霊園の清掃業務や墓石の設置作業を委託。昨年10月から今年1月まで4回にわたり計1160万円を支払ったが、派遣された作業員は多くても1日10人だった。県警は通常の人件費に照らし、少なくとも600万円が不当に上乗せされたとみている。
ヤクザ崩壊 侵食される六代目山口組 (講談社プラスアルファ文庫)
0 件のコメント:
コメントを投稿