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2008年5月2日金曜日

自分で給油所へ

ガソリン価格「連休中は値上がりしない」はずが…甘い政府(YOMIURI ONLINE)

 政府は、ガソリン税の暫定税率が復活しても直ちにはガソリン価格は上昇しないとの見通しを示していたが、実際には、1日から値上げが相次いだ。

町村官房長官は4月23日の記者会見で、「どのスタンドも(安い税率で仕入れたガソリンを)タンクいっぱいに貯蔵して備えていると思う。全部使われるのに1週間くらいかかるのではないか。連休中に一気に値上がりすることには多分ならない」と述べていた。

しかし、1日の記者会見では「(値上げが)多いか少ないかまだ分からない。(スタンドの)判断の是非を私が問うことはできない」と述べるにとどめた。

政府は、ガソリン価格が一気に上がった背景には、便乗値上げもあるのではないかとの見方を示唆している。福田首相は1日夜、「便乗値上げが起こらないように、経済産業省に今日も監視を指示した」と官邸内で記者団に語った。

(2008年5月1日22時11分 読売新聞)

ガソリンスタンドは、ほとんどの系列が暫定税率が切れた4月1日より暫定税率分を引いて販売している。ガソリンは蔵出し税で精油所から出荷された分にかかるが、国民の混乱を避けるための配慮だと言っていた。

5月1日から暫定税率プラス原油高分が高くなると聞けば、4月末までに一度は給油しておこうと考えるのが普通の生活をしている人。そして、ガソリンスタンドのタンクはガソリン以外に軽油と灯油のタンクがあるわけで、在庫するにも限度があるわけだ。官房長官ともあろうものがこんなこと知らないのか?

そして、5月1日に30円前後のアップは、下げる時に蔵出し税を無視したわけだから、ガソリンスタンドの業界としては当然のことじゃなかろうか。それを言うに事欠いて「便乗値上げ監視」などとは、石油業界の方々を振り回しておいて失礼じゃなかろうかと思うわけだ。


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