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2008年5月13日火曜日

カタカナと漢字

不具合の原因は「カタカナでなく漢字だったから」――三菱東京UFJのシステム障害(ITmedia)

 三菱東京UFJ銀行のキャッシュカードがセブン銀行のATMで使えなくなるシステム障害が5月12日に発生した。三菱東京UFJ銀行によると原因は「カタカナで転送すべきデータを漢字で処理していたから」であった。

 一連のシステム統合に要したマンパワーは11万人月、ピーク時には一日約6千人が作業に当たり、システム投資は計3300億円に上っているけど、やっぱり不具合発生。システムは0と1の2進法なんでね、「漢字で処理」って命令を出せば他の融通はきかないわけだ。融通をきかすシステムってのも信用ならないけどね(苦笑)

 旧UFJの経営が急速に悪化し、旧東京三菱に半ば救済を求めたにしても、旧東京三菱の日本IBM製のシステムよりも旧UFJの日立製の方が機能的にも顧客サービスの面でも優れていたそうで、ではなぜ日本IBM製のシステムを使ったの?というのがFACTA4月号の三菱UFJ「システム統合」の暗部に書かれてます。オンラインで読みたい方はまず年間購読して下さいね。書籍の販売額が減っているんですから(笑)

 そんな記事を読んでいたから、三菱UFJフィナンシャル・グループの株価が800円台で推移していたときも、買わずにスルーしてたのに今じゃ1,000円超えてんの。システムの不具合ぐらいでは株価に影響しないんだな~。

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