【道徳】「全席優先」に「ゆずりあいシート」

電車等、乗り物における「優先席」とは、「高齢者や身障者、妊婦などの身体に、立っていることが負担にならないよう、他者よりも先に座れる席ですよ」という解釈でいいと思う。

本来、そのような方々にわざわざ席を譲りましょう的なことを提示するようになったことを、日本人として恥ずかしく感じなければならないんじゃないかな。

いつのころからこの「優先席」なるものが現れたのかはＷｉｋｉさんでどぞ。

で、横浜市営地下鉄に「ゆずりあいシート」が設置される報道。

全席優先席なのに「最優先席」を新設する地下鉄 : 社会 : YOMIURI ONLINE（読売新聞） via kwout

市民からは「全席優先席で根付いてきた譲り合いの精神に逆効果を与えるのではないか」との指摘も出ている。

譲り合いの精神は市営地下鉄に教えてもらうのではなく、家庭での教育で学ぶもの。今朝の「ＴＶ寺小屋」（福岡では日曜５時３０分から放送）で言ったいたのを要約すると「過保護と溺愛が馬鹿な子供を作る」だった。

ゆずりあいシートを新設するきっかけになったのは、市交通局が１１年８月に行ったアンケート調査だった。高齢者約３４０人のうち、「席を譲られる」と回答したのは４９％にとどまり、市交通局が「全席優先席がシステムとして機能しているとは言い難い」と判断。どうしても譲ってもらいたい乗客向けに「最優先席」の設置を検討していた。

全席優先席が機能していないことを単に笑えないが、だからといって「最優先席」の設置ってどうよ。




横浜 散歩だいすき―市バス・地下鉄沿線イラストマップ

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